【自我のハナシ】20*自分というフィルター(4)【他人は鏡・自分の隠れた本音を知らされる】
同じテーマでもうひとつ、書いてみたいと思います。
今回のはもうちょっと分かりやすいかも…
【他人は鏡・自分の隠れた本音を知らされる】
例えば、自分に対して何らかの理由があって
甘えてはいけない
カマッテ欲しいとか思ってはいけない
と強く禁じてるとしますね。
そうすると、自分から見て明らかに
甘えてる人
カマッテちゃんな人
としか思えないような人がいると
猛烈な怒りが出てきてしまったりします。
なのでこの場合はついつい
甘えてんじゃねーよ!
ウゼーんだよ!
と、怒りを抑えることが出来ず
言葉で攻撃してしまうこともあるかもしれません。
この場合の怒りは、
自分はこんっっっなに我慢してるのに
オマエは何なんだよ!
少しは遠慮しろよ我慢しろよ!!!
…ということで出てきますね。
自分だって本当はものすごく甘えたり
カマッテもらいたいと思ってるんだけど、
厳しい自主規制が働いてしまって我慢してる。
なのに、目の前で相手が堂々とその欲求を
表現してる…ということへの怒りですよね。
ホントは自分だってめっちゃ甘えたい!
めっちゃカマッテもらいたい!
これが本音となりますね。
でもこれをストレートに
“あなたも本当は甘えたいし、
カマッテもらいたいと思ってるんじゃない?”
と聞いてみた場合、またそれに対して
抵抗の気持ちが出てきて、何らかの言動で
怒りを表現する可能性が高いですね。
癒しポイントとしてはここから「本当の声」を
探りに行くわけですが…
なぜ自分は甘えたり、カマッテ欲しいと思っても
それを表現してはいけないことになってるのか?
というところから、その下に隠れてる
様々な思い込みや決めつけを見ていく…
という感じですね。
(つづく)
[自我のハナシ] カテゴリの最新記事
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません