【自我のハナシ】14＊自分の潔癖さ・正しさをアピールするためには…

2020年2月9日

“自分はホントは罪深い存在（と思い込んでる）なのだけど
それを認めたくなくて、悪いのは全部周りなんだ〜〜〜っ！
と決めつけることで、自分の痛みから目をそらす”

という自我の特性のことをちょっと書きました。

これは自分は潔白だ！私は悪くない!!と言い張るために、
周りを悪者扱いする…という、自我の特性ですね〜
（防衛機制というようです）

あと、似たようなパターンとして

“私は正しい”

というのがあると思うのですが、この場合も
それを証明するために

“周りはみんな間違ってる”

と決めつけようとする…というのがあると思います。

どちらにしろ、

罪深い自分
間違ってる自分
イコール
悪いのは私・・・

という思いに、ありとあらゆる不安や怖れが乗っかっており、
そのままこれを素直に認めてしまうなんてことは
そりゃあもう大変な苦しみとなってしまうわけで
何が何でも無意識に抵抗してしまう〜・・・

何故かと言いますと、心の奥底に
“こんな悪い自分は到底許されない。
生き残ってはいけそうもない・・・”
という感じの思い込みがあるからなのです。

自我の目的は生き残りですので、こんなヤバイ
セルフイメージは断固拒否っておかねばなりません、よね。

もちろんこれは必ず誰でもそうする！
ってハナシではなくて、自我の特性、防衛本能として
あるあるなんだなぁ…ということなのです。

私は恥ずかしながら、人一倍全力でコレをやってきましたので
（50年間以上の長きに渡って…）ホントによくわかります。

で、“私は悪くない”というポジションにいられるメリットが
美味しすぎて、なかなか手放すことが出来ません…

はぁ…でもやっぱ色々シンドい。
もうそろそろやめたいわ〜〜〜・・・

＊あくまでも心理的な動き（心の仕組み）としての
内容になっております。

実際に法に触れるようなことをした場合の良い・悪い、
正しい・間違ってるという話ではありませんので
その点ご了承くださいませ。。。

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