【自我のハナシ】15*「恥」感情の破壊力〜(@ω@;)
今回は「恥」という感情について書いてみたいと思います。
自我は“思い+感情+体感覚”で構成されてる…という前提で、
【自我のハナシ】のカテゴリにさせて頂きました。
以前、自我の特性として“恐れと罪悪感がある”という
記事を書いたのですが、、、
これ、“恐れと恥”っていうのに変えた方いいかな〜なんて
思いました。
…というのも、今回こんな本を読んでみたのです。
恥(シェイム)生きづらさの根っこにあるもの
発行:アスク・ヒューマン・ケア
※横の方に見える丸っこく出っ張ってるモノは
私が付けた付箋です、スミマセン。
監修はお茶の水大学准教授・心理学博士である岩壁茂先生。
アマゾンのメンタル関連書籍の中で目について、迷わず
買ってしまいました。
薄くて文字も大きめ、行間も広く、可愛いイラスト入りで
内容もとてもわかり易く書かれており
自分のような一般人でもまったく抵抗なく読める本です。
感情とは何か?という話から始まり、恥という感情の持つ特性や
役割、その結果現れてくる様々な心身の状況、そして辛くなった時の
対応策・・・という感じでまとめられています。
今まで自分があまりにも恥ずかしいと感じること、
そして恥をかかされたと感じることにものすごく敏感で
強烈な嫌悪や恐怖を感じ続けてきた理由が
わかった〜って感じでした。
特に、相手をコントロールすること
(相手の言動をやめさせる、相手のありのままの状態を否定するなど)を
目的に、恥をかかせる・・・という話があって
これはまさに、自分が姉からされ続けてたことだ!
完全にコレにやられ続けてたんだ〜〜〜ってことが
わかったのでした。
この破壊力はホント、ハンパないです。
恥の感情というのは、
【理屈抜きの身体感覚として襲ってくる】
(PART2 「恥」の破壊力 P.24より引用)
ということですので、それはそれはもう!あっという間に
完全な自己否定や対人恐怖にまで発展してしまっても
ムリもないよな〜〜〜っと。。。
この破壊力MAXの「恥」感覚の影響から脱出するための
アドバイスもたくさん書かれてますが、一番響いたのは
“恥体験を人と共有しよう!”ってことでした。
恥の記憶はとりあえずオープンにして笑っちゃえ〜
…ってことですよね。
恥は人との関係性の中で発生するもの・・・ですが、
そこから救ってくれるのもやはり人との関わりなんですね。
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