実践❤セルフハグ(2)
前回からの続きです。
【ワタシの場合*初級編】
トラウマセラピーのセラピストさんから
セルフハグを勧められた時、最初の頃私が
“こんなこと出来ない…”と感じてしまった
その時の感覚や思いを、ちょっと具体的にあげてみようと思います。
・そもそも気恥ずかしくて出来ない気がする
・何だか気持ち悪い…などの嫌悪感がある
・すぐに涙が出てきて辛くて続けられない
・ハグしても人形の身体を触ってるみたいで、
自分の身体ではないような気がする
・どう頑張っても何かが無理だと感じられる
とにかく、自分自身の身体に向き合う…と
いうことそのものが、もう、ムリ…と感じてました。
その原因は…と自分なりに分析してみたのですが、
おそらく幼い頃の愛着形成不全などによる自己価値感の低さ、
自己否定感の強さ、人(自分含む)に対する不信感、
嫌悪感、恐怖、絶望・・・
その辺りがゴッチャになって、とにかくムリ!
何が何だってムリ!!!
…という、体の芯から湧き上がってくるような
強い抵抗…って感じのものがあったのです。
なので当然、続けるなんてことは出来なくて
しばらくセルフハグとは縁のない日々を送りました。
トラウマセラピーは月に1回のペースで続けてたのですが
そのおかげなのか、その後自分の感覚に変化が起こり始めました。
自分の身体に対する信頼感…
とでも言えそうな感覚が出てきたのです。
あぁ…身体ってスゴイ…!
ホントにスゴイんだな!
身体感覚に任せておけば何も問題はない!
…と心底思えるようになったのでした。
それまでの私は、自分の身体に対してものすごい
嫌悪感(憎悪のような感じ)を抱いてましたので、
この変化はとてつもなく大きなものでした。
この変化のあと、何となく気が向いた時に
“そうだ、セルフハグしてみるか〜…”って感じで
カタチだけでも実践出来るように
なっていったのでした。
※今後、中級〜上級と書き進めていく予定ですが
この判断基準は、あくまでも100%私個人によるものですので
その点ご了承頂ければと思います。
(つづく)
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