自分の心に向き合う…ということ(5)

長い長〜い回り道をして、よ〜〜〜〜やく
「今度こそちゃんと自分に向き合う」…という日々に
突入したのがここ3年間ほどの話です。

 

ここで、またまた繰り返しのネタになりますが
予想もしてなかったコトが起こり始めました。

それは・・・
「自我の抵抗」というヤツであります、ハイ。

心の仕組み的な話をすると
往々にして、自我は癒されることを嫌がるモノのようなのです。

なぜなら癒されるということは、それまでの、

苦しみながらもなんとかギリギリのところで
必死で生き延びてきた自分の存在を軽く扱われ、
何の問題もなかったことにされることに対しての抵抗

を感じるかららしいです。

今まで地獄のような日々を
苦しんできた私は一体何だったんだ!?

という猛烈な怒りと悲しみが出てきてしまうわけです。

これは、もちろん誰でもそうだということではなく、
たまたま自分はそうでした、つか、今でもそうです〜
…という話です。

苦しみを感じ続けてきた時間が長ければ長いほど
この抵抗の声は、当然大きくなるんじゃないかなぁ…
それだけシヌほど辛かったのに、なぜ今まで
ほっといたんだ?っていう意味合いも含まれてます。

この声はある程度セラピーなどで癒せば、
少しずつ小さくはなっていくのですが、さらに一段深いところに
潜っていくとまた大声でギャスギャス騒ぎ始めます・・・

これを繰り返しながら、ゆっくり少しずつ
“そうだよね、怒って当然だよね…”と丸ごと受容して
向き合ってあげる…って感じですね。

イメージとしては5才児相手って感じ。

でも実際こうやって半泣きになって騒いでるのは
心の中のコア…5才児の自分なんですよね〜

逆に言えば、この抵抗の声が出てくれば
ちゃんと向き合えてるみたいだな〜…という
バロメーターにもなってくれてるんじゃ
ないかな…と今は思ってます。

 

(つづく)

 

 
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