「苦しんでるのは身体」…を実感!(1)
以前、心理セラピーの講座で
「苦しんでるのは身体である」という内容のことを学びました。
ふだん私達は、何か苦しいと感じた時
頭の中のグルグルした思考が原因、と捉えがちですよね。
そのグルグルの中身はありとあらゆるネガティブな思いで
構成されてて、浮かんでは消えを永遠に繰り返して
もうそこから絶対に解放されない・・・という感じ。
では、なぜそのグルグル思考が苦しい〜…っと
感じられるのか、、、
もちろん中身がすべてネガティブなものだから、
というのはそうなんですけども、、、
じつはそこに感情+感覚という身体的なエネルギーが
てんこ盛りに乗っかってるから・・・!
ということなんですよね。
ここ、めちゃくちゃ重要ポイントなんですよね。
自分にとって何かネガティブな出来事があった時
悲しい、悔しい、寂しい、恥ずかしい…などの感情とともに
ドキドキする、目がチカチカする、胸が締め付けられる、
呼吸が浅くなる、手足が震える、眠れなくなる、
吐き気がする…などなどの身体感覚もありますよね。
重い軽いの違いはあるかもしれませんが、
必ずなんらかの身体感覚がともなってると思います。
その出来事をこの上なくリアルに、自分にとって
苦しみでしかないように感じさせてるのは
思考以外の、この身体感覚だということなんですね。
もしこの身体感覚が、まったく無かったとしたら・・・
このネガティブ感どうでしょう?
仕事でミスって怒られた…
友人から仲間はずれにされた…
大事なものを失くした…
もちろん、思考ではその出来事に対しての
自分のこうしたネガティブな解釈は出てくるかも
しれませんが、体感覚的には何の変化もなく
何の感情も湧いてこなかったら…
いつまでも大きなダメージを
引きずることってなさそうな気がしませんか?
苦しんでるのは身体・・・
というのはこういう意味合いのことなんですよね。
(長くなりそうなので、つづく)
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