【自我のハナシ】4*自我は“分離”していると思い込んでいる
心の勉強をしていると、自我の分離感という
お話をよく聞きます。
「私という存在」がいる…ということは「私以外の存在」もいる…
っていうことになるので、ここで「分離感=分かれてる、バラバラである」
というのを感じることになる…ということですね。
で、肉体・身体というモノものは
明らかに自分と他者は別な存在である、分かれているモノとして認識しやすいので
それによってますます分離感を強く感じてしまう・・・
この強い分離感がモトで、強烈な「怖れ」が生まれ
その「怖れ」をベースに様々な苦しみが作り出されていく・・・と、
こんな感じになってるようです。
でもこの“分離感”は、
じつは自我がそう思い込んでる、信じ込んでるだけであって、
深い所では皆つながっている、ひとつである・・・
ということも学んだのですが〜・・・
これ、なかなか感じ取るのは難しいですよね。
そもそも感じ取れるモノなのか?というか・・・
実体の無いものを感じ取る、となると
これはもう感覚的なものになってしまうと思うので
言葉ではうまく説明出来なくなったり、
人によってその感覚が違ったり・・・
ちなみに私自身、この
“自我は分離してると思い込んでるだけで、じつは
すべてとつながってるんだ”という感覚を実感したことはありません。
“自我意識、思考エネルギーがすべてではないかもしれない…”
って感じにはなったことはありますが。。。
でも自我の苦しみの仕組みを見ていく時、
この“分離感”が重要なポイントになってくるのは確かのようなので
ちょっと気にしておくと良いかな…と思ってるのです。
(つづく)
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