【自我のハナシ】8*誰の中にも居る!?幼稚園児

心の勉強を始めるまで、ものすご〜く感じてきてたことに
“なぜ世の中には、こんなにも幼稚な人(大人)が多いんだろう…?”
というのがありました。

 

幼稚、と言いましても色んな解釈があると思いますが、
だいたいその人の実年齢(見た目的でも、)からみて
判断されることが多いと思います。

実年齢で、実際に幼稚でも仕方ないよね〜…と思ってもらえるのは
せいぜい小学校の中学年(〜10才)くらいまでではないでしょうか。。。

前回記事の中で書いた「自己中、身勝手、ワガママ」なども
私としては幼稚な人…という括りで見ておりました。
そして自分は絶対にそんなふうに見られないように気を付けてないと!
・・・という緊張がいつもありました。

ところが、心の勉強を進めていくうちに
「自我は小さな子供」「自我は5才児」というような
話に行き当たったのでした。

最初は「え?それって何…??」って感じで
あんまり意味がよく解らなかったのですが・・・

ここ2〜3年、しみじみ自分と向き合っていくうちに、
「苦しみのモト」となってるものは、だいたい・・・

かまってもらいたかったのに、かまってもらえなかった
解ってもらいたかったのに、解ってもらえなかった
やりたかったことをやらせてもらえなかった
やりたくないことをやらされた

寂しいよ
悲しいよ
悔しいよ
恥ずかしいよ
怖いよ

嫌だよ
つらいよ
苦しいよ

こんな声(思い、感情)に行き着いたのでした。
言ってみればとてもシンプルなもの。。。

大人になってからは、社会生活を営んでいくための公のルール、
一般的な常識、価値判断などなどの認識が必要で
その気の遠くなるほどの情報の渦の中で
このシンプルな声は完全に消し去られてしまいがちなんですね。

社会的な色んな役割や立場上、我慢やあきらめも往々にして必要で
自分の本当の気持ちを抑える術を否応がなく身につけていく
…ということになってるんだと思います。

でもどう考えても、根底にあるのはやはり

好きか?嫌いか?
やりたいか?やりたくないか?
心地良いか?悪いか?

…っていう“自我にとって都合がいいか悪いか(OKかダメか)”
しかないみたいなんですよね。

言葉で表現しようと思うと色々不具合も出てきちゃうのですが〜・・・

でもこれって確かに、
まさに小さな子供!幼稚園児だわ〜って思ったのです。

本当は、ただシンプルに自分というエネルギーを表現したい。
嫌なら泣いてダダをこねて、良ければご機嫌で飛び回る。

この幼稚園児パワーは誰の中にもいつもあって、
それは異常なことでも悪いことでもない…というハナシなのです。

・ ・ ・

で、この幼稚というネタで、次のハナシにも行きたいと思います〜

 

(つづく)

 

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