SE、当時本当にやりたかったコトとは(2)

前回からの続きです。

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【閲覧注意】
暴力的な表現が出てきます。
申し訳ありませんが
苦手な方はスルーでお願いします。

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実際にセラピーに入ると、
体感覚に気付きながら、ただその後の感覚の変化を見守る…
ということをしていきます。

色んな感覚が現れては消え、
手足の先の方へ流れているような感じも
あったり、ピリピリチリチリとした感じ、
放熱してるような感じ…などなど
ただただ黙って身体がしたいことを
させてあげる…という時間を過ごします。

ある程度感覚を味わった後、
何やら、身体がウズウズしてるような気がしてきました。

それをセラピストさんに伝えると、
「好きなように手足を動かしたり、立ち上がって
歩き周ってみてもいいですよ」と言われたので
手足をブルブルと動かしてみました。

その後まもなく、私の中から
「姉に対して暴力をふるいたい」という
欲求が出てきたのでした。

セラピストさんから
「どうしたいですか?殴りたい?蹴りたい??
身体のやりたいようにさせましょう!
何かクッションとかタオルとか、色々使って
動き回ってみましょう」
と言われたので、私は硬めのクッションを
持ち出して、それを振り回してみました。

身体が色々と要求してきます。
何か強力な武器を持って、相手をボコボコに
してやりたい!

武器…武器…
そこで思い浮かんだのが、釘バット
そうだ!私は釘バットで姉をボコりたいと
思ってたんだ!!

そうなんです、何故か釘バット。

私は今まで、自分の中の怒りの表現として
“釘バットで何もかも破壊し尽くしてしまいたい!!”
と思ったことが何度もあったのでした。

釘バットに見立てたクッションを手に、部屋の中で大暴れ〜
イメージの中で逃げる相手を追い回し、完膚なきまでに
ボッコボコにする妄想に身を委ねたのでした。

 

(つづく…)

 

 
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