遺品整理…罪悪感にさいなまれた時は

2022年5月19日

最近、気持ち的に色々とありまして
今まで脳内イメトレばかりで、なかなか実行出来ずにいた
「部屋の模様替え」をとうとう決行したのでした。

模様替えをするに当たって、同時進行したのが
大掃除と不要品の仕分け。

その中で最も悩ましかったのが、
亡き家族関連のモノ(もらった手紙とか写真)や、
遺品(小物)。。。
さて、これをどうしようか〜・・・ってことなのです。

正直、私自身の気持ちとしては
“あまり目にしたくない、手元に置いておきたくない”
というのが本音だったのでした。

家族との付き合いは、自分の中では欺瞞だらけで
特別に良かったことなんてないな…と、
未だに思ってしまうくらいなので、、、

でも、だからといって全て普通にゴミとして
ポ〜ンっと投げ出せるかというと、また気持ちが
モヤるわけです。

そう、罪悪感ですね。
これですよ、これ…
これが出てくるんです。

自分の中だけではモヤモヤするだけなので、
ネットで情報を探してみました。
キーワードは「遺品 処分 罪悪感」あたりで。

そしたら、あるサイトでこんな文章を見つけたのでした。

“遺品は、結局最後は
誰かが処分することになる”

∑(=゚ω゚=;)

 

おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・
そ・そうか、ナルホド!!!

もしここで罪悪感にさいなまれて、
これからもずっと手元に持ち続けてたとしても
自分がシンダ後は、結局誰かが処分するだけ…

そう、それこそただのゴミとして。

ならば、肉親であり、その記憶を持ってる今の自分が
この手で、きちんと“サヨナラ”した方が
何だか、ずっといいんじゃないのかな?

そう思うことが出来たんですよね。
気持ちの落とし所が見つかった〜という感じ。

それほどたくさんの量ではなかったので、
その後はさほど時間をかけずに整理整頓出来たのでした。

あぁ、良かった良かった。
自分の気持の着地点さえ見つかれば、もう大丈夫かな…と。

ふ〜…
長く生きてると、色んなコトが積もってきちゃいますが、
ちゃんと節目節目で、それなりにクリア出来るようになるもんだなぁ…と
しみじみした出来事だったのでした。

 

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