心の闇解放*“家族への復讐”を心に秘めた日々

2020年3月2日

“家族は敵だ”と思い込んだ中学生の頃から
自分の中で大きくなっていった気持ちがありました。

それは
“家族の中で自分が一番先に死ぬこと”
でした。

一番先に死んで、親や姉に罪悪感を持たせたい、
“自分らが至らなかったせいで、この子を死なせてしまった”という
自責の念で永久に苦しませたい、と・・・

家族に“自分たちが悪かった…”と気付かせ後悔させることは
自分が一番先に死ぬことでしか、到底出来ないと思ってました。

自分にとって、この思いは
「自分を愛してくれなかった家族」への復讐でした。

本当に、10代の頃から
こんなドロッドロの闇を抱えてたんですよね。

でもこんな闇を抱えながらも、
なんとか起死回生出来る手段はないものか…という
思いもありました。

自分にしか出来ないことで、
周りのヤツラを見返せること…

そこで、好きだった漫画を描くことで
“プロの漫画家を目指す”という意識が出てきたのでした。

もちろん、漫画が好きだったので…
というのはあったのですが、純粋に“ただ、好きだから”という
感じではなかった…というのはこういうわけだったのです。

今思えば、あまりにも重たいモノを
“漫画家として成功すること”に乗っけてしまってましたね〜

もう、死ぬか生きるか・・・

全人生の勝負を賭けてた!!…っていう
感じだったんですよね。

 

(つづく)

 

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