心の闇解放*姉との関わりに悶々とした2年間…

2020年3月2日

姉は大学卒業後、某化粧品メーカーに就職し
美容部員として活躍してたようでした。

 

入社2年目で、美容部員を指導するトレーナーに
抜擢された…とかで仕事は出来る人だったんだと思います。
(このあたりの話は、だいぶあとになって母から聞きました)

私は相変わらずのバイト生活で、漫画の投稿のほうも
なんだがグダグダであまりいい結果を出せずにいました。

姉が就職してからは、都区内のけっこう近い場所に
それぞれアパートを借りてたということもあり、
時々ですがわりと普通?に交流するようになりました。

…と言っても、私のほうは姉への恐怖心や嫌悪感は
まったく消えないまま胸の中に抱えてたので、どこかよそよそしく
振る舞ってたと思います。

機嫌よさげに見えても、何かのキッカケでいつ何時豹変して
こっちに大ダメージを与えてくるような態度を取ってくるか…

私にとって姉は本当に油断できない相手だったのです。

関わるのは表面だけにしておかなければ・・・
じゃないと神経が持たない・・・

早く自分もプロの漫画家としてデビューして、
こっちをさんざんバカにして見下してきた姉を
少しでも見返してやれるようになりたい・・・

いつもいつもそんな思いで悶々と過ごしたのでした。

そんな中、自分が22才の初夏の頃、
母が乳がんが見つかり手術することになったと
父から連絡が来ました。

この時の記憶はじつはもう曖昧なのですが、
たしか姉も自分も帰省して、母の見舞いに行ったと思います。

そしてその約1ヶ月ほど後の、今から33年前のある夏の日。。。

バイト中の私のもとへ突然、
都区内の警察署から姉のことで電話がかかってきたのでした。

 

(つづく)

 

 

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