【自我のハナシ】4*自我は“分離”していると思い込んでいる

2019年11月30日

心の勉強をしていると、自我の分離感という
お話をよく聞きます。

 

「私という存在」がいる…ということは「私以外の存在」もいる…
っていうことになるので、ここで「分離感=分かれてる、バラバラである」
というのを感じることになる…ということですね。

で、肉体・身体というモノものは
明らかに自分と他者は別な存在である、分かれているモノとして認識しやすいので
それによってますます分離感を強く感じてしまう・・・

この強い分離感がモトで、強烈な「怖れ」が生まれ
その「怖れ」をベースに様々な苦しみが作り出されていく・・・と、
こんな感じになってるようです。

でもこの“分離感”は、
じつは自我がそう思い込んでる、信じ込んでるだけであって、
深い所では皆つながっている、ひとつである・・・
ということも学んだのですが〜・・・

これ、なかなか感じ取るのは難しいですよね。
そもそも感じ取れるモノなのか?というか・・・

実体の無いものを感じ取る、となると
これはもう感覚的なものになってしまうと思うので
言葉ではうまく説明出来なくなったり、
人によってその感覚が違ったり・・・

ちなみに私自身、この
“自我は分離してると思い込んでるだけで、じつは
すべてとつながってるんだ”
という感覚を実感したことはありません。

“自我意識、思考エネルギーがすべてではないかもしれない…”
って感じにはなったことはありますが。。。

でも自我の苦しみの仕組みを見ていく時、
この“分離感”が重要なポイントになってくるのは確かのようなので
ちょっと気にしておくと良いかな…と思ってるのです。

 

(つづく)

 

 
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